全身を支える筋膜という視点
身体の重さや違和感を語るとき、良樹庵が着目するのが「筋膜」だ。筋肉を包む筋膜は、全身に網の目のようにつながって身体を支える組織で、日々の姿勢や癖から癒着や強張りを起こしやすい。ここが固まると、動きの重さや慢性的な違和感につながっていく。良樹庵は、この筋膜のコンディションを整えることを身体づくりの入口に据えている。
手で解きほぐすもみほぐしと並行して使われるのが、特許を取得した独自デバイスのCS60だ。手技では届きにくい深い層の筋膜に対しても、CS60の物理的な刺激なら働きかけられる。全身に張りめぐらされた組織を丁寧にほどき、日常で溜まった重さをリセットしていく組み立てになっている。
もみほぐしとCS60が重なる施術
良樹庵の施術は、器具だけでも手技だけでもない。二つを重ねる点に持ち味がある。CS60は片手に収まるほど小さな器具で、先端の特殊な構造が指圧の代わりになる刺激を生む。心地のよい物理的な刺激で筋肉の緊張をゆるめ、身体全体のめぐりを整えていく。
実際にCS60の60分コースを受けた60代の女性からは、その夜ぐっすり眠れたという声が届いている。滞りのある部分では特有の痛みが出ることもあるが、それは身体が良くなろうとするサインだと説明され、強さは相談しながら調整できる。マンツーマンの個室で、対話をしながら進めてもらえるのも受けやすさにつながっている。
メニューと通い方の目安
CS60の施術は、時間で選べるようになっている。気になる部位を集中的にケアする40分が4,800円、標準の60分が7,000円、じっくり受けたい90分が9,800円、全身をたっぷり巡らせる120分は12,000円で、いずれも税込だ。その日の身体の状態や予定に合わせて選び分けられる。
筋膜のケアは、一度で終わらせるより続けることに意味があると良樹庵は考えている。個人的にも、固まった身体は一回でほどききれないという実感があるので、定期的なメンテナンスという発想は納得しやすかった。通う目安としては、月に一度をまず三か月ほど、というのが良樹庵のすすめる形だ。
代表の物語と、街なかの拠点
この身体づくりの根っこにあるのが、代表・宮崎良樹の経験だ。自身が心身の「つまり」を抜くことで救われ、そこから「誰かの自己実現をサポートしたい」という願いにたどり着いた。良樹庵を、人生を明るく照らす「宝探しの灯台」にしたいと宮崎は語っている。
拠点は新静岡駅から徒歩二分のペガサート6階、市の公共施設B-nest内。営業は10時から19時、最終受付は18時、日曜と月曜が定休で、バリアフリー対応と近隣コインパーキングの案内もある。


