健康食品・サプリメントOEMで事業の収益構造を変える
「仕入れ品の横並びから抜け出したい」「自社ブランドのサプリメントで新たな売上をつくりたい」——そうした相談が増えているのが、株式会社テルヴィスのOEM事業だ。健康志向の拡大を背景に、機能性表示食品やサプリメント市場は右肩上がりで推移しており、異業種からの参入ニーズも年々高まっている。テルヴィスでは企画段階からヒアリングを重ね、配合設計・形状選定・ロット設定まで一括で引き受ける体制を敷いている。ブランドの知名度向上や品揃え強化といった経営課題に対し、商品開発という切り口で応えるのが同社のスタンスだ。
個人的には、「売れる商品をつくる」という言葉を企画会議の段階から繰り返し使っている姿勢が印象的だった。打ち合わせではクライアントの販路や顧客層まで踏み込んだうえで、形状や配合の方向性を詰めていく。最終的な製品イメージが固まっていない段階でも相談を受け付けており、アイデアベースの持ち込みから商品化に至った事例も少なくないという。漠然とした構想を具体的な製品仕様へ落とし込むプロセスに、OEM会社としての経験値が色濃く表れている。
佐倉工場のGMP認定と有機JAS認証が裏打ちする製造基盤
テルヴィスの製造拠点である佐倉工場は、公益財団法人日本健康・栄養食品協会によるGMP認定(製品・包装)を取得済みだ。原料の受入れから出荷に至る全工程で、人為ミスの排除・汚染防止・品質均質化という三原則に沿った管理が徹底されている。加えて、一般財団法人日本食品分析センターから有機JAS認証(輸入業者・小分け業者)も取得しており、有機食品の取扱い・供給に関する法令準拠の証明をクリアしている。二つの認証を併せ持つことで、一般的なサプリメントからオーガニック原料を使った製品まで幅広い製造ニーズに対応できる。
GMP認定工場では製造ロットごとに品質検査記録が残るため、万が一のトレーサビリティにも即座に対応が利く。委託元企業からは「納品物の品質が安定していて、クレーム率が極端に低い」という声が目立つ。こうした品質保証の仕組みは、特にエンドユーザーの信頼が売上に直結する健康食品分野では欠かせない要素になる。認証取得に伴う監査・更新コストを自社で負担し続けている点も、製造品質への投資姿勢を端的に示している。
タブレットからフリーズドライまで——製品形態の選択肢
錠剤・ハードカプセル・ソフトカプセル・顆粒といったサプリメント形状に加え、ジャム・クッキー・ドリンク・フリーズドライなどの食品カテゴリでも企画開発の実績を積み重ねてきた。パッケージ設計の自由度が高く、小ロットでのスタートにも対応しているため、テストマーケティング目的の少量生産から始める企業も多い。充填・パッケージング工程までワンストップで完結する体制が整っており、複数の外注先を調整する手間が省ける。形状ごとに異なる製造ラインを自社工場内に保有しているため、納期面での融通も利きやすい。
たとえば、美容系ブランドがソフトカプセルのサプリメントを企画し、同時にノベルティ用のフリーズドライスープを同一ラインナップで展開する——といった複合的な依頼にも一社で応じられる。薬剤師が在籍しており、原料の組み合わせや表示に関する専門的なアドバイスを開発段階で受けられるのも見逃せない。広告クリエイティブの支援メニューまで用意されているため、製造後の販売フェーズでつまずくリスクを減らせると感じる企業担当者は多いようだ。
所在地を問わない相談窓口と伴走型の開発プロセス
テルヴィスへの相談は全国どのエリアからでも受け付けている。オンラインでの打ち合わせが定着したこともあり、遠方の企業が佐倉工場への見学と組み合わせて初回ミーティングを行うケースも珍しくない。初めてOEMを利用する企業向けには、原料選定の基礎知識から機能性表示食品の届出手続きまで段階的に説明する場を設けている。「何をどう聞けばいいかもわからなかった」というスタート地点から伴走し、製品完成まで並走するスタイルだ。
ある食品卸会社の担当者は、「最初の問い合わせから納品まで、窓口の担当が変わらなかったので情報の行き違いがなかった」と話していた。小ロットの試作段階で処方を何度も調整し、テスト販売の結果を踏まえて本生産へ移行するという流れは、リスクを抑えたい中小企業にとって現実的な進め方になっている。大規模生産への切り替えもスムーズで、販売が軌道に乗った後のスケールアップ対応まで一貫して任せられる。


